データ分析におけるグラフの使い分けについて

データ分析でレポートを作成するときに棒グラフを使ったらよいのか折れ線グラフを使ったらいいのか迷うことはないでしょうか。

私は分からなかったので先輩や上司の使っているグラフをまねてレポートを作っていましたが、そもそものグラフの用途を理解しておくと使い分けができるようになります。

この記事では代表的なグラフの使い分けについて書きたいと思います。

代表的なグラフとその用途

説明
棒グラフ数量の大小を比較する際に使用する
棒の高さが量を表している
ページごとのアクセス数比較
参照元ごとのアクセス数比較
言語別ユーザー数比較
折れ線グラフ数量の時間的な変化を表す際に使用する日別アクセス数推移
月別アクセス数推移
円グラフ
帯グラフ
全体に対する割合を表す際に使用するデバイスカテゴリの割合
性別の割合

棒グラフ

説明
棒グラフ数量の大小を比較する際に使用する
棒の高さが量を表している
ページごとのアクセス数比較
参照元ごとのアクセス数比較
言語別ユーザー数比較

棒グラフは数量の大小を比較するときに使います。

例えばページごとのアクセス数比較です。数量の多い順で並べると比較がしやすくなります。

※集計期間:2021/06/30~07/27

参照元ごとのアクセス数比較の例です。

※集計期間:2021/06/30~07/27

言語別ユーザー数比較の例です。

※集計期間:2021/06/30~07/27

例は横棒グラフになっていますが縦棒グラフにしても問題ありません。

折れ線グラフ

説明
折れ線グラフ数量の時間的な変化を表す際に使用する日別アクセス数推移
月別アクセス数推移

折れ線グラフは数量の時間的な変化を表す際に使われます。

例えば日別アクセス数推移や月別アクセス数推移など横軸に時間がくる場合に使います。

折れ線の角度が急だと変化が大きいため変化の度合いがわかりやすくなります。

円グラフ、帯グラフ

説明
円グラフ
帯グラフ
全体に対する割合を表す際に使用するデバイスカテゴリの割合
性別の割合

円グラフや帯グラフは全体に対する割合を表す際に使われます。

例えばデバイスカテゴリごとのユーザー数の割合や性別の割合です。

※集計期間:2021/06/30~07/27

割合の変化を比較したい場合、帯グラフだと分かりやすくなります。下記の図は一定時間ごとに取得した割合を上から並べており変化がわかりやすくなっているかと思います。

※2021/07/27 GA4リアルタイムから取得
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