GAのアカウント、プロパティ、ビューの構造や使い分け(ユニバーサルアナリティクス)

GAではアカウント、プロパティ、ビューという単位があります。その違いや使い分けについて記載します。

GAのアカウント、プロパティ、ビューの構造

Googleアナリティクスアカウントを作成すると一つのプロパティが自動的に作成されます。さらにそのプロパティの中にビューが作成されます。

一つのアカウントにつき複数のプロパティを作成できます。一つのプロパティに対して複数のビューを作成できます。

通常会社ごとや事業部ごとにアカウントを作成します。

各プロパティごとにトラッキングコードに含まれる固有のトラッキングIDを持っています。

下記画像の「UA-」で始まるIDです。

プロパティの下に複数のビューを作成できます。

ビューではフィルタの設定でデータを絞り込むことが出来ます。また、ビューごとに目標設定が可能です。

GAで収集され処理されたデータは後から変更できないためアカウント、プロパティ、ビューの設定は慎重に行う必要があります。

GAのアカウント、プロパティ、ビューの使い分けと注意点

アカウント、プロパティ、ビューは使いやすいように自由に設定可能ですが、それぞれの使い分けの例と注意点を記載します。

使い分けの例注意点
アカウント会社、事業部ごとに作成
プロパティウェブサイト、販売地域、ブランド別など複数のプロパティのデータを集計して表示することはできない
ビュー社内からのアクセスを除いたデータ、フィルタで加工する前のバックアップデータなどフィルタをかける前のデータには戻せないので、フィルタをかけないビューを一つバックアップとして残しておく

GAのアカウント、プロパティ、ビューの権限の割り当てについて

上位の権限は下位に継承される。例えばアカウントへのアクセスが許可されているユーザーにはプロパティとビューに対しても同じ権限が与えられます。

ビューへのアクセスのみ許可されている場合は、その上位のプロパティやアカウントの変更はできません。

ユーザーの権限管理は左メニューの「管理」をクリックして「アカウントのアクセス管理」「プロパティのアクセス管理」「ビューのアクセス管理」でそれぞれ設定ができます。

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