本記事ではGTMを使用してGAタグを設定する方法を画像付きで説明します。
下記の流れで進めています。
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GTMでGAを導入 ★いまここ★
GTMを使わずGAタグをサイトに挿入したい場合は下記の記事をご参照ください。
GAタグをWebサイトに追加する方法【旧バージョンとGA4併用】【GTMなし】
それではGTMのホームを開いて設定スタートします。
画面を開いたらコンテナ名をクリックします。
GTMでユニバーサルアナリティックスのタグを追加する方法
ワークスペースを作る
現在のワークスペースに「Default Workspace」と表示されているかと思います。
基本的にGTMを更新するときにはこの「Default Workspace」は使わず新しくワークスペースを作って作業します。
ワークスペースを作る → 編集する → プレビューする → 公開する → ワークスペースを作る → 編集する →…
の流れです。
これは複数人で同時にGTMを編集する場合に効いてきます。他の人が同じワークスペースで作業した場合間違って他の人が設定中のものをリリースしてしまったり
更新内容がかぶってしまったりとトラブルのもとになります。
ワークスペースを分けておくとそれぞれの作業で干渉しませんし、リリース時のバッティングも回避できます。
普段からワークスペースを作成する癖をつけておくことをお勧めします。
では早速ワークスペースを作っていきます。
「Default Workspace」 をクリックします。
右上の「+」ボタンをクリックします。
「名前のないワークスペース」と表示されているところに任意のワークスペース名を入力できます。
タグとトリガーを設定する
ワークスペースに「GAタグ(ユニバーサルアナリティクス)追加」と名前を付け保存ボタンをクリックします。
左上に表示されている「現在のワークスペース」が「Default Workspace」ではなく設定したものに変わっているはずです。
「新しいタグを追加」をクリックします。
タグ名を入力します。
ここでは「GAタグ(ユニバーサルアナリティクス)」にします。
「タグの設定」をクリックします。
開かれた中から「Google アナリティクス: ユニバーサル アナリティクス」を選択します。
トラッキングタイプは初期設定のまま「ページビュー」です。
Googleアナリティクス設定のドロップダウンから「新しい変数」を選択します。
変数の設定画面が開きますのでトラッキングIDを入力します。
Cookieドメインは初期状態の「auto」のままにしておきます。
変数の名前はトラッキングコードにしておきます。保存をクリックします。
GAのトラッキングIDは下記の場所で確認できます。
GAの左側のメニュー「管理」 > 対象のプロパティをドロップダウンで選択 > トラッキング情報 > トラッキングコード
「トリガー」をクリックします。
「All Pages」を選択します。
保存をクリックします。
GTMでプレビューする
設定内容をプレビューモードで確認します。
公開する前にプレビューで設定がうまくいっているかを確認します。
「プレビュー」をクリックします。
別タブでプレビュー画面が表示されるのでサイトのURLを入力して「Connect」をクリックします。
Webサイトが開かれ、右下に「Tag Assistant」のポップアップが表示されているはずです。
ここでは表示の確認が出来れば問題ないので「Finish」をクリックしてデバックを終了します。
この画面は「Continue」をクリックでOKです。デバック画面についての説明はここでは割愛します。
GA(ユニバーサルアナリティックス)でリアルタイムアクセスを確認します。
リアルタイム>概要
ここでアクセスが計測されていればGTMの設定が出来ています。
※プレビュー時に表示されるTag Assistantのタブは閉じてしまって問題ありません。
GTMで公開する
プレビューで問題なければ設定を本番に公開します。
作業中のワークスペースで「公開」ボタンをクリックします。
開いたページで「バージョンの説明」を残すこともできます。「公開」をクリックします。
公開中です…というようなクルクルした画面が表示されると思いますのでしばらく待つと画面が切り替わります。
念のため公開後もGAのリアルタイムで計測されているか確認しておきましょう。
これでユニバーサルアナリティックスのGTM設定は完了です。
GTMでGA4のタグを追加する方法
ワークスペースを作成します。ワークスペース名は「GAタグ(GA4)追加」にして保存します。
作業中のワークスペースで「新しいタグを追加」をクリックします。
タグ名は「GAタグ(GA4)」にします。
「タグの設定」をクリックして「Google アナリティクス: GA4 設定」を選択します。
GA4の測定IDを入力します。
GA4の測定IDは下記から確認できます。
GAの左メニューの管理 > プロパティのドロップダウンでGA4のプロパティを選択 > データストリームを選択 > ウェブストリームの詳細
GTMのトリガーは「All Pages」を選択します。
保存をクリックします。
GTMの設定をプレビューします。
プレビューの手順はユニバーサルアナリティックスの設定時と同様です。
GA4のリアルタイムを開いて計測されていればOKです。
GTMのワークスペースを公開します。
公開の手順はユニバーサルアナリティックスの設定時と同様です。
これでGA4でも計測が出来るようになりました。
本番環境公開後はGA4のリアルタイムで計測が出来ていることを確認してください。